所在地 |
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江島町下ノ郷1 |
祭礼日 |
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10月第2日曜日 |
祭 神 |
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保食神、猿田彦大神 |
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拝 殿 |
江島地区の南部に位置していて北西は水田。
南東の道路に面して玉垣ができています。玉垣が参道入口からある神社は珍しいみたいです。それを寄附した人は「三州信玄、牧野文斎」という人です。明治・大正にかけて東郷村信玄で大病院を経営していた牧野氏の出身地はここ江島であったことを思い出した。
正面の鳥居は赤く塗られた稲荷鳥 |
居ですが柱には稚子柱のついたもので、西部鳥居といわれるものです。木の鳥居には安全のためかこのように稚子柱のついたものを他でも見ることができます。
鳥居をくぐると一対の灯籠があります。大正4年にできたものでありますが、竿に丸味があって一宮町では特異な形のものです。火袋の所に稲荷社らしく狐の彫刻がみられます。拝
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社号標石 |
殿前には通常見かけないような狛犬があります。
拝殿は入母屋造瓦葺で、本殿は他の神社と同様に外から見ることはできないですが、神明流造で寛文10年(1670)に建築されたと「神社を中心とした宝飯郡史」にかかれています。保管されている棟札のうち最古のものは天正8年(1580)というものです。残念ながら字が不鮮明で半分くらいしか読むことができませ
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ん。
寛文10年(1582)の棟札には稲荷大明神、社宮神とあります。古くから伊那宮とか稲荷とかいわれていましたが、稲荷と社宮の2神が祭られていたもので現在も2柱の祭神であることが納得できます。
なお、社宝として銅製の鰐口があります。径16pの小さいものでありますが、元和3年(1617)北金屋の中尾氏の作です。鰐口として古いもので一宮町の文化財に指定されています。 |
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