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  砥 鹿 神 社 田 遊 祭

 田遊祭は、稲作の擬似形態を演じることで、稲魂を喚起して豊壌を願う初春の予祝(よしゅく)神事です。各地に伝わる田遊び行事の多くは、伏せた太鼓を田に見立てて行われますが、砥鹿神社では、五メートル×七メートル程の広さに榊の葉を敷き詰め、これを田所(たどころ)(模擬田)として田遊祭が行われます。田所には籾蒔き行事に用いる籾と祝いの行事で供える鏡餅が案上に用意されています。

 祭りの奉仕者は氏子で、代官、田主(たぬし)、田人(たびと)(十人)、巫女(十二才以下の少女)の十三名で奉仕し、神職が見守ります。代官と田主役は烏帽子(えぼし)に扇子を持ち、田人は野良着で頬被りをして菅笠を被り、鎌や鍬(榊の小枝で造る)を持って祭りに臨みます。殿内で修祓(しゅうばつ)の後、宮司、神職、奉仕者が初詣客で賑わう田所に進みます。 
 田所の西側に神職と巫女、その前に田主、東側に代官、南側に田人が座に着くと、代官が扇を開き、田人に「田打ち」をするように呼びかけます。それに応じて田人は鍬に見立てた榊の枝を持ち、「ヨオイ、ヨイヨイ」と掛け声を掛けながら正面に向かって田を打ちながら前進します。そして折り返し、田打ちをしながら元に戻る「田打行事」から田遊び行事が
始まります。砥鹿神社の田遊び祭は、田打ちから収穫までの様子を十の行事で演じています。
 苗代づくりの「苗代行事」では、田人は一本の縄を渡し持ち、掛け声を掛
けながら前進、折り返して戻り、次の行事に移ります。田主が苗代で種籾(たねもみ)を蒔(ま)く「種籾蒔き行事」では、田主が種籾の三方を掲げ、田所の正面・西向き・東向きの順に三方向に三度、種籾を蒔きます。田主の呼びかけで田人は「鳥追い」、「田植え」、「田草取り」、「稲刈り」と演じます。稲刈りでは実物の稲束を持って稲刈りの所作が行われます。田主が稲束を数える「束数えのの行事」の
後、刈り取った稲束を稲むらに積み上げる「稲むら行事」では、田人が刈り取った稲束の穂先を上にして立てかけ、それに鎌を突き刺し、正面に鏡餅を盛った三方を供えて席に戻ります。十番目の「祝いの行事」では、田主が田所に積まれた稲むらの前に進み出て、懐から巻物を取り出して祝詞を奏上します。田主が退席すると、巫女が正面に一拝の後、鈴を振りつつ田所の周囲を左から右へ三周すると、田遊祭は終了となります。

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