所在地 |
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東上町丸塚41−1 |
祭礼日 |
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3月第4日曜日 |
祭 神 |
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仁徳天皇 |
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拝 殿 |
北岡の東北部にあたり、豊川沿いの低地に散在する集落が柿木地区です。集落は低地にありますが神社は崖上にあります。眼下に豊川と近隣集落を見下ろす好地にあります。社叢は杉、桧の人工林が主で、所々に広葉樹も生えています。
車窓は大きな墳丘上に建てられています。下から石段を登っていくと、途中に鳥居があり頂上付近に狛犬があります。拝殿は平屋造の瓦葺 |
で、弘化3年(1846)に建てられた本殿は春日造柿葺ですが、外から見ることはできません。
棟札の最古のものは享保12年(1727)のもので「奉造立丸山大明神」とあり社地が円い墳丘上にあるので、丸山大明神としたようです。天保、弘化のものには「若宮」とあるので、単にある神の若宮を祭ったようですが、明治以後の、祭神は仁徳天皇になっています。これならば、八幡神社の若宮になります。
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狛犬 |
明治期の宝飯郡誌には「今ヲ去ルコト百六十五年前、丸山神社建立ノ祭一ノ古墳ヲ毀テ、石垣トナスノ石ヲトレリ、此時内部ヨリ長サ一尺七八寸許ノ剣様ノモノト銅具トヲ掘出セリ、剣様ノモノハ当時、丸塚若宮神社ニ蔵貯ス」とあります。明治中期から165年前ということは享保の頃となり、最古の棟札にある享保12年と考えられます。また、出土した剣か刀は神社に保管されているものと思われます。
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丸塚稲荷 |
丸塚稲荷神社
若宮神社から東方へ200mほどのところに大きな古墳があります。その頂に稲荷神社が安置されています。安永8年(1779)の棟札にも「稲荷大明神」とあります。現在、赤い鳥居が墳丘の裾から頂上にかけて、びっしりと建てられていて、熱心な信者のあることを物語っています。
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