妙劉寺は慶長5年(1600)の創建ですが、現在の本堂は元禄5年(1692)に再建されたものです この本堂の中心で、本尊を安置してある部分が内陣です。天井こそ後の補修を受けていますが、本の柱の上に渡された台輪と天井との間に立体的に広がる斗?という組物はよく保存されており、当時の建築技術を今に伝える貴重な建造物ということができます。