このカシワは、旧信州往還に沿う旧家の庭に栽植されているもので、樹齢は300年と推定されています。枝の広がりも大きく、高さは6mに及んでいます。 「カシワギ」・「モチガシワ」ともいわれるカシワは、しばしば人家に植えられる落葉樹です。この木は江戸時代、モッコク・イトモミジとともに、「酒屋門内の三名木」といわれたものです。