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若 宮 神 社 (東上・炭焼) |
所在地 |
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東上町炭焼39 |
祭礼日 |
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3月第4日曜日 |
祭 神 |
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仁徳天皇 |
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石 祠 |
本宮山麓の炭焼地区があります。集落の西部にある高台に杉、桧の人工林に囲まれて、若宮神社がひっそりと建っています。集落からやや離れていて、しかも社号標石がありません。
立派な医師の鳥居をくぐると木々の間から拝殿が見えていきます。入母屋風瓦葺の拝殿の奥に文化14年(1817)建築の流造の本殿があります。
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寛文11年(1671)の棟札には「奉造若宮大明神」とありますが、天明、寛政のものには若富神社とあり、延享の差出帳には炭焼氏神”若宮”とあるので、ずっと若宮神社として信仰されていたと思われます。江戸時代の祭神は不詳ですが、明治以後は仁徳天皇になっています。 この神社には末社が6社あります。6社のうち本茂社と山神社は他ではあまり見かけない神社です。
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拝 殿 |
本茂社は本宮山のことを本茂山ということから考えれば、砥鹿神社の奥宮とかかわりを持つ神社であると思われます。新しいことではあるが祭神も砥鹿神社と同じ「大己貴命」となっています。 山の神は山麓地帯の集落には多い神で、この地区にこの神のあることは当然のことのように考えられ、古くからの信仰と思われます。 |
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